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擬態うつ病とは

擬態うつ病とは、症状を半ば意図的に装って、疾病利得を得るために自らうつ病であると主張する詐病(仮病)であると言われています。また非定型うつ病と区別なく呼ばれることもあります。擬態うつ病になる患者は「真面目で責任感があり、完璧主義」の傾向があるといわれています。そのため家族や仕事場の人に迷惑や心配をかけたくないという思いから自分がうつ病であることを隠そうとするのです。一方で擬態うつ病は「自己主張が激しく、責任感が乏しい」傾向にあるといわれているので、うつ病を原因に与えられる利益を被ろうとし、うつ病であることを主張します。これは擬態うつ病と本来のうつ病の違いが顕著に表れる一例でもあります。

擬態との関係性

擬態うつ病になる人は、その名の通り「やる気がでない、気分が落ち込む」などの本物のうつ病の症状を真似て、自分がうつ病であるかのように振舞います。ただし自らの意思で病気を真似ようとするので、どうしても本物とは微妙に異なるのが伺えます。モデル種と全く同じものになれないという点についても、一種のベイツ型擬態と言えます。
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